中之島図書館がたいへんカッコいいという話
大阪に遊びに行く機会があったので、学生時代にひとめぼれした中之島図書館に行ってきた。
明治37年完成。ギリシャ様式の堂々たる門構え。ちょうど、京阪淀屋橋駅から歩いて5分くらいの距離にある。
(もしも京都方面から来るなら、淀屋橋駅ではなく、あえて大江橋駅から降りてほしい。中之島線の木張りの駅の美しさも同時に堪能できるためだ)
その日は休館日のため、入り口からちょっと入れるだけだったが、入れるは入れた。
足を踏み入れると、ドラマの撮影に使われそうな階段がお出迎え。
そして、上を見上げると……
天井がドームになっていて、そこにステンドグラスがはめてある。球体の天井に幾何学的な円の装飾。にくいね、三菱!
写真では見えにくいが、階段が壁沿いに走っていて、それを下から見上げるのがおもしろい。
階段の手すりはもちろん彫刻で覆われており、壁の窪みには人物の彫刻像がそれを登る人を見下ろしている。
明治時代の、手を抜かない装飾を見ていると、自分も現代でがんばらなければ、と激励されるような気持ちになる。
今日からも、がんばるぞー!
そして、また来ようっと。