金融システム(有斐閣アルマ)No.1

何も意識しなければ、歴史物か哲学物、随筆に流れてしまう。そこで、教養の幅を広げるために、有斐閣アルマ『金融システム』を購入。経済学は未知の領域だけれど、政治経済を語る上で避けて通れぬ道なれば、挑戦してみよう。

金融とは何か?

そもそも「金融」という言葉がわからない。「金」が「融ける」と書いて金融。どういうことなんだろうかと思っていたら、「資金融通」の略語だそう。なぜそこの二文字で略したんだ⁉︎

現在お金が足りていない借り手が、お金を余らせている貸し手から資金を借りることによって、将来に儲けるであろう資金を先取りできる。この、「将来所得の現在所得化」が金融の役割の1つ。キャッシュフローを生むことで経済を活性化させているのだ。

新たな金融の役割

ただ、資金の融通だけが金融の役割ではなくなってきたらしい。デリバティブと呼ばれる金融商品によって、資金融通に伴うリスクも融通できるようになった。このデリバティブの誕生が金融の役割を大きく変えたそうなのだが、これはのちに詳しく扱うというので、今はふれない。

 

ということで、今日はここまで。なかなか読み進まないけれど、まとめを作りながらゆっくり消化していきたい。まずは、金融の言葉の由来がわかってすっきりした。